新刊書店からの注文

昨日の客注の話の続きです。
その件で、最近感心したことがありましたので、ちょっとご紹介いたします。

最初は、名前だけは存じ上げていた某古書店からの注文。
あるバーゲンブックを複数冊買いたいという電話でした。
ただ、当店には１冊しかありませんし、それ以前に、古書店なら卸から仕入れたほうが良いでしょうということで、そちらをお薦めしました。
そうしたら、翌日正式なオーダーが入ってきて、びっくり。
卸も在庫切れかなと思い、チェックをしてきたところ、しっかり在庫はあります。
どうやら、１冊だけ当店から購入して、残りは卸から仕入れたようです。
何も言わずに、心遣い。
ぐっときました。

次は、不思議なことに某大手新刊書店からの注文。
文面から推測するに、お客さんから注文を受けた本が絶版のため、代わりに古本を探したようです。
個人客ではなく、重要な取引先だとは思うのですが、それにしてもこのようなきめ細かなサービスをしているとは、感心しきりです。
この書店さんは、ボクも個人的によく利用していますが、今後は他の店から買うのは止めにしましょう。

不思議といえば、雑誌社からバックナンバーの在庫確認を受けたこともありました。
その雑誌社が発行している雑誌のバックナンバーです。
お客さんから問合せを受けた号の在庫がないため、中古を探したようです。
後日そのお客さんから注文が入りました。
これもいい話ですね。

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