控え目なお客さんに上客が多い

ネットで見たと、「東京人」を求めてお客さんが…。
おっ!昨日のブログの効果が早速、と思ったら全くのぬか喜びでした。
ただ単に、ネットで検索をしていたら、ゆうけい堂に在庫があることがわかったというのが真実でした。
とはいえ、わざわざ足を運んでいただいたことには、本当に感謝です。

続いて、バックを持った買取希望のお客さん。
たいしたものじゃないんですが、と言われるので、中を覗くと鶴見俊輔やら小熊英二やら、十二分に良い本ばかり。
これでたいしたものじゃないと言われたら、ゆうけい堂の棚が恥ずかしすぎます。
つまらないものですが、お口に合うかどうかわかりませんが、などと同じ日本人特有の謙遜の挨拶なのかも、と一人合点してみました。

ところで、買取の場合、謙虚だったり控え目だったりするお客さんの方が、良い本をお持ちの場合が多いのです。
値段によっては売ってやってもいい的なお客さんの場合は、往々にして勢いに内容がついてこない、とうことがよくあります。
相手の態度に合わせて、こちらの気持ちの振子が振れているせいかもしれませんが…。

★ 本、お売りください。
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