「すいません」の連発です

「○○ありますか?」と聞かれることが、最近多くなりました。
ゆうけい堂が古本屋として少しずつ認知されてきているのかな、と思うとありがたいことです。
ただ、お客さんがお探しの本を、「こちらですね」と差し出すことができず、立て続けに「すいません」の連発です。


「昭和30年代の東京の地図」、これはちょっと無理だとしても、「金子みすゞ 」や「新渡戸稲造」は、何とかしたかったですね。

論語」を探しにきたのは、以前からの知合いのお嬢さん。
講談社学術文庫の「論語新釈」を見てもらうと、「もう少し易しいのが…」。
そうですよね、学生の勉強じゃないんだから。
というわけで、渋沢栄一平凡社新書をお薦め。
これなら、新刊書店で比較的容易に手に入るでしょう。


近くに他の古本屋さんがあれば、問い合わせることもできるのですが、生憎、このあたりでは古本屋はゆうけい堂のみ。
状況によっては、新刊書店での購入を勧めることもよくあります。

「婦人実用書」を探していたのは、年配のご婦人。
出版社から絶版と言われたとのこと。
昨年発行のものなので、「?」と思いながら、念のためネットで調べると、大手書店にはまだ置いてあります。
こちらもその書店をご紹介しました。


「○○ありますか?」
特定の本のタイトルを言われると、ゆうけい堂の実力では、なかなか応えることができません。
ただ、まれに「この本、ずっと探していたんですよ」と言われたりすると、気恥ずかしくなりながらも、嬉しさは格別です。
勝ち負けでいえば、大幅な負越しですが、少しずつ負けを少なくしていきたいですね。
そして、最悪負けるときでも、何らかのアドバイスができると良いのですが。

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