採録シナリオ

５/１０（火）の記事で、シナリオ関連の雑誌などをご案内しましたが、「シナリオ」（雑誌の「シナリオ」のことではありません）というものについて、多少補足させていただきます。
シナリオには、脚本家が書いた、あるいは書いたものをベースに手を加えたシナリオ（＝便宜上シナリオＡとします）と、完成した作品を元に書き起こした採録シナリオとがあります。

その旨明記されているものもありますが、古い雑誌の掲載シナリオには、どちらかはっきりしないものもありますから、注意が必要です。

出来上がった作品の理解を深めるため、あるいは内容を記憶にとどめておくためには、採録シナリオが良いでしょうが、シナリオ（脚本）の勉強のためにはシナリオＡが必要でしょう。

ちなみに、台本はシナリオＡと同じもので、ミニシアターのパンフレットなどに掲載されている外国映画のシナリオは採録シナリオです。

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